熊本県知事 年頭のご挨拶(令和8年)

令和8年の新春を迎え、謹んで新年のお喜びを申し上げます。
熊本県行政書士会並びに会員の皆様方におかれましては、日頃から県民と行政との架け橋として、行政手続の円滑な実施に御尽力いただいていることに深く敬意を表しますとともに、県政の推進に御支援、御協力をいただいていることに対し、心から感謝申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、令和7年8月豪雨が発生し、県内の広範囲にわたって甚大な被害が生じました。熊本県行政書士会の皆様方におかれましては、発災直後から、平成28年熊本地震、令和2年7月豪雨などの経験をもとに培われたノウハウを生かし、被災市町村に赴いて罹災証明書の発行や受付等の業務に御助力いただくなど、住民の皆様が少しでも早く元の生活に戻ることができるよう御支援いただきました。被災市町村の職員にとっても、大きな力となったことと思います。皆様の献身的な取組みに厚く御礼申し上げます。
昨年10月には、JASM第2工場の本体工事が着工し、熊本県における半導体関連産業の集積がさらに進みました。世界の未来において必要となる新たな産業づくりに積極的に関わることにより、次世代に引き継ぐことができる産業基盤を、熊本において構築することが可能になると考えております。
また、県内の在留外国人の数は、先述のような半導体関連産業の進出等もあり、令和7年6月末時点で30,825人と過去最多となりました。人口減少社会の中、各産業や地域社会の貴重な担い手として外国人の方々に熊本で活躍していただくことも、熊本が活力を維持するうえで必要不可欠であると考えております。行政書士会の皆様方にも、在留資格等の諸申請をはじめとした手続きの面で御助力をいただきながら、熊本に来られた外国人の方々が熊本にお住まいの方々と、良好な関係を構築・維持していけるような取組みを進めて参ります。
県政を進めるにあたっては、「世界に広がる」「人を育てる」「共に創る」をキーワードとし、「県民みんなが安心して笑顔になり、持続的で活力あふれる熊本の未来を共に創る」ことを基本理念とする「くまもと新時代共創基本方針」のもと、「現場主義」を大切にし、県民の皆様とともに対話と挑戦を続け、「県民が主人公の県政」を推進して参ります。
知事就任3年目を迎える本年は、これまで種をまき、育ててきた様々な政策が、一つずつ確実に花開き、実を付け、大きくなっていく一年にしなければならないとの決意を新たにしたところです。行政書士会の皆様ともさらに連携を深め、希望あふれる未来を築いていく礎となる一年にして参りたいと思っておりますので、一層の御支援、御協力を賜りますようお願いいたします。
熊本県知事
木村 敬