令和7年度 日本行政書士会連合会との連絡会・第2回九州地方協議会会長会 開催報告

令和7年11月15日(土)・16日(日)の2日間、大分市「アートホテル大分」において、日本行政書士会連合会と九州地方協議会との連絡会ならびに第2回九州地方協議会会長会が開催されました。
本会からは会長・副会長をはじめとする役員が参加し、制度改正期を迎える今、行政書士会としての取り組みと情報共有を深める貴重な場となりました。

■【1日目】日本行政書士会連合会・宮本重則会長によるご講演

初日の会議では、 宮本重則 日本行政書士会連合会会長より、「今回の行政書士法の改正と今後の日行連の活動方針について」というテーマでご講演をいただきました。
行政書士法改正の趣旨、制度改正後の行政書士に期待される役割、さらに、全国組織としての日行連が今後取り組むべき方向性について、非常に示唆に富む内容が示されました。
会場は満席となり、参加者が熱心に耳を傾ける姿が印象的でした。

宮本重則 日本行政書士会連合会会長

■【2日目】国土交通省 九州地方整備局ご担当者様によるご講話

2日目には、国土交通省 九州地方整備局 用地部より、「所有者不明土地対策の推進に向けて」と題したご講話が行われました。
全国的に深刻化する所有者不明土地の問題について、国の政策動向、地域での対応、行政手続のポイントなどが分かりやすく整理され、行政書士として関与し得る領域の広がりを感じる内容となりました。

国土交通省 九州地方整備局用地部 ご担当者さま

■ 熊本県行政書士会からの参加者

本会からは以下の役員が出席しました。
会長
副会長5名
総務部長
総務部次長

九州各県会との意見交換では、組織運営・研修体制・広報DX・地域連携など幅広いテーマについて活発な情報共有が行われ、今後の会務運営の改善に資する多くの知見を得る機会となりました。

■ おわりに

行政書士法改正の施行(令和8年1月1日)を目前に控え、行政書士への社会的期待は高まり続けています。
熊本県行政書士会としても、制度改正期にふさわしい体制強化と情報発信に取り組み、会員の皆さまの実務支援と職能の発展に努めてまいります。

執筆:広報監察部 松岡泰光