【市民法務部】2025年12月:「公正証書のデジタル化」研修会 開催報告
令和7年12月11日(木)に熊本県民交流館パレアにて、橋本修明公証人を講師にお招きして「公正証書の電子化等について」というテーマでご講演いただきました。
公証人法の改正によって、公正証書が紙原本から電子データ原本になることや公正証書の作成方式が現行の対面・出張方式に加えてリモート方式が追加されることについて、パワーポイントの資料やDVDの上映を交えて詳細に解説がなされ、50名を超える参加者の皆様も真剣に聞き入っていました。熊本の公証役場では電子化の運用が12月から始まったばかりで、時期的にもタイムリーな内容でした。当事者本人がリモート方式を選択する場合、機材の準備等のハードルが高くなるため、行政書士がサポートすることによってスムーズに手続きが進むことが想定されます。リモート方式に必要な要件を確認し、準備をしておくことが重要であると改めて認識しました。
市民法務部では、今後も必要に応じて集合型の研修会を開催し、会員の皆様にとって有益な情報の提供に努めてまいります。

