行政書士を目指す皆さまへ

あなたの知識と経験が、熊本の未来を支える力になる。

「誰かの役に立ちたい」「法律の専門家として活躍したい」「地域社会に貢献したい」 その想いを、熊本で実現しませんか。

行政書士は、暮らしやビジネスに関する法的な手続きを通じて、人々の権利を守り、 夢の実現をサポートする「街の法律家」です。

活動のフィールドは広く、あなたの知識と経験を活かせる場面が数多くあります。

このページは、行政書士という未来へ挑戦するあなたのためのガイドです。

私たち熊本県行政書士会は、同じ志を持つ新しい仲間を心からお待ちしています。

「行政書士」の仕事とは?

行政書士の仕事は、人々の生活や企業の活動に深く関わる、非常に公共性の高い業務です。

例えば、こんな場面で活躍しています。

事業を始めたい

飲食店や建設業などの営業許可申請

会社を作りたい

株式会社や合同会社などの法人設立手続き

家族のために

遺言書の作成支援や相続手続き

国際的な活動

起業支援

権利を守りたい

契約書や内容証明郵便の作成

これらは業務のほんの一例です。多岐にわたる業務の中から自分の専門分野を見つけ、知識を深めていくことができる、奥深くやりがいのある仕事です。

先輩からのメッセージ

INTERVIEW.01

若手行政書士 Mさん

大学等で学んだ法律の知識を活かした仕事をしたいと考え行政書士を選びました。熊本会の研修やサポート体制は整っており、行政書士には多種多様な業務があるため、常に刺激のある環境を求める方にとっても最適な仕事です。

INTERVIEW.02

Wワークから開業 Sさん

行政書士試験に合格してから1年間、登録するか迷っていましたが、思い切って開業することに。当初はホテルでの勤務と並行していましたが、次第に相続や許認可の依頼が増え、両立が難しくなったため行政書士に専念することになりました。

INTERVIEW.03

主婦から転身 Fさん

私は子育てしながらの開業でした。現在も絶賛子育て中。実務経験ゼロからのスタートでしたが、行政書士は他の士業と違って修業期間がない分、先輩の先生方がとても親身になって相談に乗ってくださいます。

INTERVIEW.04

公務員の経験を活かしたい Mさん

18年間の公務員経験を活かし、行政書士として新たな一歩を踏み出せました。役所の裏側を知っているので手続きもスムーズ。社会に貢献しながら、自分らしい働き方を実感しています。安定を捨てる不安はありましたが、その分得られる達成感は格別。迷っている方こそ、この道で新しい可能性を広げてほしいです。仲間と支え合う環境も整っており、経験ゼロでも安心して挑戦できます。

行政書士になるには? 試験の概要

行政書士になるには、
原則として、年に一度実施される「行政書士試験」に合格する必要があります。

※下図は画面に収まらない場合、
左右にスライドしてご覧いただけます。

項目 内容
受験資格 年齢、学歴、国籍、経験に関わらず、どなたでも受験できます。
試験日 例年11月の第2日曜日
試験科目
  • 【法令等科目】 憲法、行政法、民法、商法、基礎法学
  • 【一般知識等科目】 政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
合格発表 例年1月下旬

【重要】最新・正確な情報について

試験の申込方法、日程、合格基準などの詳細・最新情報は、必ず下記の公式サイトにてご確認ください。

▶︎ 一般財団法人 行政書士試験研究センター 公式サイト

公務員経験を活かす「特認制度」のご案内

公務員として培われた豊富な知識とご経験を、退職後のセカンドキャリアで活かしてみませんか。

行政書士法に定められた「特認制度」は、高校卒で17年以上など、一定期間、行政事務に従事された公務員の方が、試験を受けることなく行政書士資格を取得できる制度です。
行政書士の主な業務は、官公署へ提出する書類の作成や申請代行であり、行政手続きに精通されている元公務員の方にとっては、その知識を直接活かせる親和性の高い職業と言えます。 また、公務員時代に築かれた社会的な信頼や人脈は、独立開業後の大きな強みとなるでしょう。
ご自身のペースで長く社会に貢献できる行政書士という道にご興味のある方は、ぜひ当会へお問い合わせください。

詳しくはこちら

よくあるご質問

faq
Q.

熊本県で行政書士として活動する魅力は何ですか?

A.

熊本県は活発な地域経済を背景に、建設業・農業・飲食業など行政書士が業務を通して関わる分野が幅広く、都市機能と豊かな自然が調和する環境はライフスタイルの確立やワークライフバランスを実現しやすい地域です。

また、熊本県行政書士会は会員同士のつながりが強く、互いに支え合いながら成長できる温かなコミュニティが整っています。

地域社会に貢献しつつ、自らのキャリアを築けるのが、熊本県で行政書士として活動する大きな魅力です。

Q.

デジタル化やAIの時代に、行政書士はどのような役割を果たしますか?

A.

デジタル社会の進展により、定型的な書類作成は効率化されつつあります。しかし、法令の解釈や行政機関との調整、依頼者ごとの事情に即した提案など、人の判断を必要とする分野はむしろ広がっています。

行政書士はAIを「道具」として取り入れながら、人にしかできない価値を提供する存在です。行政と市民・企業をつなぐ架け橋として、デジタル時代にこそ求められる専門家といえるでしょう。